【徹底比較】HSKと中国語検定の違いとは

HSK

中国語のスキルを証明するために「中国語検定を受けよう」と思っている人もいるかもしれません。ただ、中国語検定以外にHSKという資格検定もあり「中国語検定とHSKの違いは何?」と疑問を感じる人もいるはずです。

どちらもスキルを証明する資格ですが、中国語検定とHSKの内容について知っておくことは大事です。中国語検定とHSKの、それぞれの内容を紹介していきましょう。

HSKの特徴とは

「HSKはどんな資格なの?」と特徴について知りたい人もいるはずです。HSKの特徴は以下のようになっています。

世界共通基準の資格

HSKは中国政府教育部直属の機関である「孔子学院总部」が主催し、中国政府が認定している資格です。HSKの成績報告は中国国内だけでなく、日本を含めた世界中で公的証明として活躍することができます。

世界で行われている中国語の検定試験の中でも受験者が多く、全世界で875以上、118の国と地域で実施されています。

さらに、世界で行われている資格なので、どの地域や国でも適切な評価を受けることができるように世界共通の基準に設定されており、レベルも初級1級から上級6級まで6段階に分けられています。

TOEICなどの外国語テストに取り入れられている枠組みなので、企業も他の言語と同一の基準で中国語のスキルを評価することができ、相手の中国語能力を理解することができます。

そのため、世界に出て中国語顧客への対応を行うこと、また仕事で中国語能力が必要な場合はHSKを持っておくといいでしょう。

HSKの試験内容とは

HSKの試験対象者は中国語の教育を100〜800時間受けて、400〜3,000語の常用語と文法を取得している学習者を対象にしています。

HSKの試験内容はヒヤリングとと文法、読解になっています。

それぞれ紹介します。

ヒヤリング

ヒヤリングは1〜3に分けらており、問題数は1が15問、2が15問、3は20問となっています。

それぞれの試験の内容は、ヒヤリングは主に疑問文や物事の描写の聞き取り、出会いや紹介、お別れ、お祝いなどの簡単な日常会話を理解度を試験します。

ヒヤリングの問題回答の速度は1問あたり16〜20秒ほどで、35分です。

文法

文法は1と2になっており、2つとも20問ずつになっています。

文法は主に語義の組み合わせや副詞、介詞、助詞の理解度をテストします。

文法の時間は40分です。

読解

読解も1と2に分けられており、1は20問、2は30問になっています。

読解の時間は60分です。

読解試験は文章のや文脈から語義の正確な理解度をテストする穴埋め問題です。

試験内容はこのようになっており、それぞれで点数が付けられます。

HSKの料金とは

世界的権威のあるHSKですが、「料金はどうなっているの?」と料金内容が気になる人もいます。HSKの料金はレベルによって受験料が違い、レベルが高くなるほど受験料が高くなります。

受験料

  • 1級 3,740円
  • 2級 4,950円
  • 3級 6,160円
  • 4級 7,370円
  • 5級 8,580円
  • 6級 9,790円

です。受験料の価格に違いはありますが、上級者向けの6級でも1万円以下の金額で受験することができます。

また、HSKはインターネットから受験することができ、インターネットから申し込みを行うことができます。

中国語検定の特徴とは

中国語検定の特徴についても知りたい方はいるでしょう。中国語検定の特徴や料金、試験内容について紹介しましょう。

日本でスキル証明するための資格

中国語検定は中国語の正確な知識と日本語との相互能力が求められる検定です。運営している団体は一般財団法人日本中国語検定業界です。中国語を扱う日本企業で活躍したい人に向けており、マニアックな内容も出題されるので、知識量が問われます。

中国語検定は正確な翻訳や知識が求められるため、レベル的には中国語検定の方が難しいです。ただ、知識が求められる分、中国語が扱える人材を必要としている日本企業の評価は高いです。

日本企業で活躍を目指したい人におすすめです。

中国語検定の試験内容

中国語検定の試験内容は難易度によって違いがあります。

難易度は1級、準1級、2級、3級、4級、準4級の6段階です。難易度は数字が低いほど難しく1級が一番難しいです。

筆記試験内容はレベルによって違いがあり、準4級から2級まではリスニング、読解、筆記となっています。中国語検定準1級と1級はリスニング、読解、作文、面接、となっており、準1級と1級の方が試験内容は難易度が上がっています。

 読解リスニング筆記作文面接
準4級××
4級××
3級××
2級××
準1級×
1級×

中国語検定のリスニング問題は20分、筆記は45分〜60分となっています。

1つ1つの問題の配点が高く、正確な中国語の使い方を求められるので、ミスをしないことが配点につながります。

料金とは

中国語検定の料金についても知っておきましょう。中国語検定の料金はこのようになっています。

グレード料金
準4級3,200円
4級4,200円
3級5,200円
2級7,200円
準1級8,700円
1級9,700円

料金はレベルが上がっていくほど高くなっています。ただ、HSKと同じく最高レベルの1級でも料金は1万円以内に収まっています。

中国語検定を受けることを考えているなら、レベルに合わせて料金の確認をしておくようにしましょう。

HSKを受けるべき人とは

HSKと中国語検定は違いがありますが、それぞれに特徴があるので自分の目的に合わせて受験する資格を決定する必要があります。HSKの資格はどのような人が受験することができるのか以下の点をご覧ください。

海外の企業で活躍したい人

海外の企業で活躍することを考えているなら、HSKを受験することがおすすめです。

HSKは世界基準の資格であり、中国語関係の仕事を海外で行うときにはHSKの点数が評価の対象となります。HSKの点数が高いほど中国語の会話スキルや中国語の使い方について安心感も抱かれやすいです。

特に、中国の企業で働くときはHSKの点数を持っていると、ビジネスを任されやすくなります。そのため、海外で働くときはHSKを習得しておくようにしましょう。

中国人とコミュニケーションを取りたい人

中国人とコミュニケーションを取りたい人はHSKを習得するのがおすすめです。

HSKは中国の団体が運営しているため、試験に受かることができれば中国語の会話スキルや文法をうまく使用することができます。

また、HSKはネイティブに近い試験内容となっているので、HSKを習得できれば中国人と一定の会話を行うことが可能です。仕事以外に旅行や食事など、中国人との交友関係を広げたい人におすすめです。

中国語検定を受けるべき人とは

中国語検定を受験する人についても紹介しましょう。以下のような人たちがおすすめです。

日本企業で働きたい人

日本企業では中国語を翻訳することができる人を求めています。中国語の翻訳には正確な文法や日本語との相互性が大事になるので、中国語検定を持っていると企業から評価されやすいです。

実際に日本企業でも中国語の翻訳の求人内容に、中国語検定が必須項目と書かれていることが多いです。日本の有名な企業で働きたい人は中国語検定を受けることがおすすめです。

翻訳家として働きたい人

企業ではなく翻訳家として働きたい場合も中国語検定を持っておくといいです。中国語検定の内容は翻訳に必要な知識が出題されることが多いので、翻訳家としてのスキルを向上させることができます。

起業やフリーランスなどで翻訳家として働くときに中国語検定を持っていると仕事の受注も受けやすくなるはずです。

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