中国語検定準1級のレベルとは!10ヶ月で合格するための勉強法

中国語検定は中国語に詳しくない人にも実力をPRしやすいという利点があります。履歴書や自己紹介に準1級と書けると相手も安心して仕事を任せられます。それでは、準1級合格にはどの位の実力が必要で、どういった勉強をしなければいけないのでしょうか。

目次

準1級合格に必要な実力とは?

「通常の文章の翻訳・簡単な通訳ができること」というのが準1級のレベルです。必要な語彙数は5000とも8000とも言われていて、日常会話で使われる言葉だけでなく、社会・経済・文学などの用語も含まれてきます。特に成語はリスニングでも出てくるため、見て分かるだけでなく聞いて書ける能力が必要になります。

2級との大きな違いは?

2級と準1級の大きな違いは新語が出てくるかどうかです。例えば2020年は新型コロナウィルス関連の新たな単語がたくさん生まれました。こういったニュースなどでよく使われている新しい言葉が出題範囲として入ってきます。但し試験に出る単語はきちんと審査を受けるため、試験直前に生まれた言葉や略語は選ばれず、大体試験半年前位までに出てきた、よく使われる単語が目安と言われています。

準1級に合格するためにおすすめの勉強法

それでは準1級に合格するために有効な学習方法とは一体どんなものなのでしょうか。一つずつ見て行きます。

問題集で語彙を増やす

基本の勉強はやはり問題集です。準1級の要は成語なので、まずは問題集をどんどん解いて語彙を増やすのが重要です。準1級になると問題集の選択肢があまりなく、1級と共同になっている事が多いです。

おすすめの教材

合格奪取!中国語検定トレーニングブック 準1級・1級

一次筆記問題集リスニング問題集が1冊ずつ出ています。一次筆記問題集は語彙問題を中心にかなりの数の単語が載っているため、成語を覚えるのに便利です。リスニングも準1級は24題載っているので、書き取りの練習が十分できます。見やすく、使いやすい問題集だと思います。

ニュースチェックで新語を増やす

準1級は新語が出てくるため、新聞などのチェックが必要になります。マニアックな単語は出ないので、見出しに出てくるような単語をチェックしておきましょう。週1回時間をかけてやるよりも毎日5分と時間を決めて見る方が良く出る単語を自然と覚えられます。

人民網

ドラマ視聴でリスニング対策

華流ドラマを見るのもおススメです。iQIYI等の中国動画サイトでは中国語の字幕も出るので聞き取れているかのチェックが簡単に出来ます。特に歴史ドラマは成語が良く出てくるので、問題集で覚えた単語が聞き取れるようになったという達成感があります。長いドラマを見るのは疲れるという方はYOUTUBEやTIKTOKで短い動画を見るのでも良いと思います。

iQIYI

10か月で準1級に合格するためには

準1級は語彙力の勝負になるため、まずは単語の数を増やすこと、そして聞き取れるようにする事が一番のポイントです。そのためには短い期間で集中してやるよりも、日常学習を習慣づけて長いスパンで勉強する方が良いです。焦らず急がず、一つずつ着実に勉強していきましょう。

10か月前~3か月前

この期間は語彙を増やすために無理のない勉強を毎日続けていくのがポイントです。まずは短時間で設定し、続けられそうなら少し長くやってみる、疲れて出来ない日は5分だけ何かをやる、など自分でルールを作ってみて下さい。

筆記問題集を解いて単語を覚えていく

問題集を解いて曖昧な単語を単語ノートへ記載していきます。私はB5ノートを縦に三分割したものに、中国語・ピンイン・日本語で書いていました。

ノートをまず3分割に折り曲げて、左から中国語・ピンイン・日本語で書いていきます。好きな場所で折り曲げて、日→中やピンイン→書き取りなどの練習が出来るので便利です。単語帳よりも全体が見やすく嵩張らないので、持ち運びや軽い学習にも適しています。単語はやったその日に覚えようとしなくてよいので、毎日とにかくノートに目を通す事を繰り返して下さい。

単語を覚える時のポイント

準1級では成語がリスニングにも出てきます。見て分かるだけではだめで、聞いて書く力が試されるという事です。単語は見て覚えるのではなく、必ず声に出して耳からも覚えるようにしましょう。発音が曖昧な単語は必ず単語ノートに書いておき、声に出して読んで下さい。

ドラマや動画などを上手く使って、覚えた単語が聞き取れるかチェックしていく

余裕のある日はドラマや動画などを見ます。時間はあるけれど集中できない日などでもよいです。何となく見ているだけでも、耳から中国語が入ってきます。覚えた単語が聞き取れているかチェックしてみて下さい。連続ドラマなどの方が興味を持って見られるので良いと思いますが、長いドラマを見る時間のない人は短い動画でも良いと思います。週1~2時間程度聞くのを目標にしてみて下さい。

ニュースの見出しチェックを毎日する

通勤などの隙間時間に、毎日5分~10分ニュースのチェックをします。新語はマニアックな単語が出ないので、見出しを見て主な言葉をチェックするだけでよいです。分からなかった単語はノートへ書いて暗記ルーチンへ入れておきます。

3か月前~1か月前

この期間は試験を意識した勉強に切り替えていきます。今までのルーチンから少し勉強時間を増やして試験に備えます。時間の目安はそこまでの到達度によって変わってきますが、1時間~1時間半位を目標に無理のない範囲で行いましょう。

リスニングを強化する

半年以上毎日続けて勉強すると語彙が増えてくると思います。そこでリスニング問題に入ります。語彙が増える前にやると自信を失うので、筆記問題集の単語が頭に入った段階でやるのがおススメです。問題集を週2~3題ずつ位やりましょう。問題を解いたら必ず全文を音読して、聞き取れなかった単語を単語ノートに書いて覚えます。耳でどの位情報が取れているか意識しながら取り組んで下さい。

語彙の補強をする

問題集が大体終わったら、今度は問題集に載っていない語彙を補充していきましょう。

中国語検定のHPに「中国語の環」というページがあり、そこにことわざなどが紹介されているので、まだ覚えてない単語などがあれば単語帳に記載して覚えましょう。日中ことわざ対比なども抑えておくと良いと思います。

<中国語の環>

試験対策講座に出てみる

試験の1~2か月前には中国語検定主催の試験対策講座が何回かあります。東京近辺と大阪であるので、全く受けた事がない方は出てみてはいかがでしょうか。級別に分かれていて、2時間位で試験の概要や対策について説明してもらえます。準1級の場合は、新語やことわざの資料が配られる事もあります。

<中検対策講座>

1か月前~試験直前

実際の試験をイメージした学習と復習を中心に行います。新しい事を覚えるよりも覚えた事の定着を意識して取り組んでいきます。

過去問を解く

ここからは追い込みなので、過去問をどんどん解いて行きましょう。出題傾向やペースをつかむための物なので、直近の5回分位やれば安心だと思います。本番と同じように時間を計って邪魔が入らない状況で集中してやりましょう。

復習を中心に行う

過去問以外は復習を中心に行いましょう。あまり新しい事をやると忘れたり自信を無くしたりするので、今までやった物をしっかり身に着ける方が重要です。単語を覚えなおす、記述問題の解答を書き写して文法構造を見直す、などを行っていきます。

二次試験の対策はどうしたらよい?

中検準1級の一次筆記試験の合格率は10%とも言われていますが、二次試験は「日常会話,簡単な日本語・中国語の逐次通訳及び中国語スピーチ」で、合格率95%以上、回によっては100%の事もあります。つまり一次対策をしっかりしておけば、よほどの事がない限りは合格できます。

まずは一次対策のみを視野に頑張って行きましょう。

まとめ

  • 勉強は長いスパンで考える
  • 問題集・動画・新聞などで語彙を増やしていく
  • 文字だけでなく耳で聞いて分かるように声を出して覚える
  • 語彙が入った段階でリスニングを行う

準1級は今まで積み重ねた基礎や日々の学習がとても重要になってきます。焦らず一歩ずつしっかりと身に着けて行きましょう。

執筆者

中国語学習に関する記事を作成、編集をしています。

コメント

コメント一覧 (2件)

  • ●10ヶ月というのはどれくらいのレベルからの期間ですか?

    ●上記に挙げられた準1と1級兼用の本ですが、准1級を受験の時、1級のページも勉強しましたか?

    • コメントありがとうございます。

      ●10ヶ月はあくまで目安ですが、中国語検定2級取得からの学習を想定しております。
      ご説明不足で誠に申し訳ございません…
      ご指摘ありがとうございました。

      ●私は準1級のみを勉強しました。
      準1級と1級ではそれなりのレベルの差があるので、まずは準1級を中心に対策し、余裕があれば1級の勉強を進めても良いかと思います。

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